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2018年冬の学校林イベントを開催しました。

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2018年3月3日(土)冬の学校林イベントとして、昨年に引き続き、学校林の未踏エリアの調査・観察を行いました。今回の踏査エリアは白旗山側の入り口からは一番遠く、長い距離を歩きました。加えて前日の雪で積もった20cmはこえる新雪になかなか移動のペースはあがりません。先頭を交代しながらのスノーシューハイクとなりましたが、ご参加頂いた皆さん、本当にお疲れさまでした。

今回の踏査エリア

今回の踏査ルートをReliveでごらんください。

Relive 'Rikka Forest 2018 Winter'

参加者レポート

 2018年3月3日(土)、学校林散策会が開催されました。前日は札幌市内全域が大吹雪に見舞われ一時はどうなることやらと思いましたが、当日はそれが嘘かのようにすっきりと晴れ、絶好の散策日和となりました。

 往復約6時間、前日に深く積もった新雪をかき分けながらのスノーシュートレッキングは少々体力を要するものでしたが、南高の先輩方と高校時代の話に花を咲かせ、また純粋に楽しむ現役南高生らの姿を追い、終始楽しみながらの散策を体験させていただきました。こうして老若男女問わず様々な世代が集い、交流をはかれるのは学校林だからこそ出来ることだと言えるでしょう。

 また散策中は陣内氏(南高35期)に、現在行われている森の管理に関してや、この森の植生など学校林の現状についての解説をしていただきました。以前は「手入れの行き届いていない荒れた森」、それ故に目立った動植物も見かけない「何も無い森」というイメージが正直なところ強かったのですが、管理の甲斐があってか、今や貴重な動植物までもが生息する魅力の尽きない森に様変わりしていました。このような森は特に市内ではそう多くありません。それ故に、この南高学校林は先に述べたような世代間の交流のみならず、環境教育や自然体験活動、あるいは種々のレクリエーション活動の場、更には生物多様性保全の一端の小さな担い手など、多くの可能性を秘めていると確信しています。森の維持管理を続けていくことは勿論重要ですが、それと同時にこの森をどう有効活用していくかを考え、実践することでより良い森になると強く感じています。

63期 大屋優里

動画&フォトアルバム

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