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2020冬の散策会報告

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令和2年2月29日(土)、学校林冬の散策会が開催されました。
参加者は15名、新型コロナウィルスの影響により、事前申し込みより人数はかなり減りました。
当日は朝から快晴、前日夕方にたっぷり雪が降ったおかげで、学校林はふわふわのパウダースノー、最高のコンディションでした。
今回は南56期の2名が初参加。若い方の参加は嬉しいです。
 
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出発前に陣内さんから挨拶。今回は30小班の管理方針について、現場を見ながらみなさんの意見を伺いたいとのこと。
30小班は学校林の南端のかなり広い小班。
 
9時半すぎに白旗山競技場の駐車場を出発。冬の快晴の学校林、冬ならではの清々しさ。もう散策するだけで最高に気持ちいいです。
 
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歩きながら林業チームから学校林レクチャー。学校林の特徴や樹種、作業道ルート案の考え方や作り方、森林組合とのかかわり方などなど。
 
1時間ちょっと歩いて30小班へ。GPSでも南端に来たことを確認しましたが、境界を挟んで学校林と学校林の外とは林相の違いが明らか分かります。
学校林は定期的に間伐が行われ、人の手が入った管理された森ですが、その外は手入れされずに放置され、薄暗く蔓に巻き付かれた木々がたくさんの森。
 
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木が健康に育っているかという視点からは、明らかに異なった森で、見えない境界線が林相の違いで浮かび上がっていました。
 
さて、2時間ほども歩くとお腹が空いてきます。日が当たり風が強くない場所を選んでお昼ごはん。
 
その前に枯れ木、小枝、枯れた樺の皮などを集めて焚火の準備。
太めの木で焚火ベースを組んで、その上に小枝を積み上げ着火!大人の火遊び。あっという間に大きな火になります。焚火のあるなしで暖かさが全然違います。
焚火を囲んでのお弁当タイム!散策の楽しみです。
 
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さて、お昼ごはんの後に今回の本題。30小班の作業道を整備するか否か。
全山作業道網羅の観点からは作業道は必要。ただし間伐後間もなく、大型重機が通った後があるので、当面10年間ぐらいは作業道をつけなくても問題はなく、緊急性は低い。
 
全山作業道網羅の計画は計画。だけど今の時点で必要ないなら、10年後に再度考えたらいいんじゃない。無理に今作ることはないでしょ。
 
ということで、みんなで現場を見て方針決定!
森で会議っていうのもいいですね。
 
焚火を雪で埋めて完全消火。
 
天気も良く楽しい散策会となりました。参加されたみなさん、お疲れさまでした!
 
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今回の冬イベント後、アップデートされた森林作業道計画マップ

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