在校生森づくり活動 在校生森づくり活動

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在校生の森づくり活動について

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 札幌南高校の1年生は学校林の健全な生育のために、毎年「森づくり活動」に参加してもらっています。記録によると、学校林を取得した明治44年からほぼ毎年のように植林地遠足として生徒の学校林作業が行われており、卒業生のほとんどが体験した行事と言えるでしょう。

 かつては「学校林」とはなにかもわからず、ただただ作業に借り出された世代もあるようですが、2015年からは事前講習を実施し、学校林と目指す森づくりについての理解を促した上で「森づくり」に協力していただいています。

 高校生活3年間のうち、わずか1日の森づくり活動ですが、この経験を通じ、未来の森の担い手へのスムーズな世代交代が実現することも期待しています。

美しく、活力ある森づくりのために

 

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 第2次世界大戦時、学校林の樹木は、石炭増産のため鉱坑木として供出させられ、ほとんどがササやぶになってしまいました。

 戦後になって再び植林を開始、育林作業が続けられていますが、そのほとんどがカラマツやトドマツの針葉樹林です。しかも、足元は深いササヤブにおおわれているため、次の世代の木が成長できません。

 学校林の多様な植生を回復するため、植林木に 交じって広葉樹の実生(みしょう:種がおちて自然に生えた) の成長を促進し、その成長を見守っていくためには、今の深いササヤブを適切に管理する必要があります。

 毎年、南高1年生の力を借りて現在のササヤブに覆われた学校林はすこしづつ、新しい生命を育まれる場所に生まれ変わっています。

 

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在校生森づくり活動報告

2017年度在校生の森づくり活動

10月17日。毎年開催される南高1年生による森づくり活動。 学校林財団が作業のディレクションをおこなうようになって3回目となる今年は昨年の一年生が笹を刈ってくれたちょうど正面のエリアの笹狩りを行いました。100年先、針葉樹、広葉樹が共存し、多様な動植物が育まれる森をつくるために、幼木の成長を阻害する鬱蒼と茂る笹を人海戦術で伐開します。   ...

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2016年度在校生森づくり作業実施しました。

なんとか台風をやり過ごした9月7日、在校生による学校林作業が無事終了しました。今年が2回目となる笹刈作業です。 今回の作業場所の道路の反対側は去年の1年生が笹を刈って綺麗にしたところ。「笹を刈るとこんな風になるんだよ、頑張ってね」と説明されても、目の前にそびえ立つ背丈より高い笹の壁を前に、あちこちから「マジか!」「どうやって刈るんだ!」と不安の声が聞こえてきます。しかし作業を始めると、ノ...

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「在校生森づくり活動」活動の記録

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