2016年度在校生森づくり作業実施しました。
なんとか台風をやり過ごした9月7日、在校生による学校林作業が無事終了しました。今年が2回目となる笹刈作業です。
今回の作業場所の道路の反対側は去年の1年生が笹を刈って綺麗にしたところ。「笹を刈るとこんな風になるんだよ、頑張ってね」と説明されても、目の前にそびえ立つ背丈より高い笹の壁を前に、あちこちから「マジか!」「どうやって刈るんだ!」と不安の声が聞こえてきます。しかし作業を始めると、ノコギリの使い方にも次第に慣れていき、面白いように笹刈が進み、視界が開けていきます。見ている方が心配になるくらい、笹藪の奥まで入り込んで作業するグループも多くいました。
最後にクラスとクラスの間に残った笹の壁を、競い合うように刈り取っていく様子はまるでトンネルの開通工事を見ているようでした。作業終了の号令がかかった時に、生徒が「オレ、むっちゃ速く切れるようになったのにな!」と、ちょっと残念そうに言っていたのが印象的でした。生徒の皆さん、引率の先生方、大変な作業本当にお疲れ様でした。
笹を刈って明るくなった場所では、眠っていた種が芽を出し新しい木々が育ちます。そんな森をぜひまた見に来ていただきたいと思います。
今回の作業エリアは地図上の赤くに塗られた部分。昨年(2015年度)は黄色の部分を作業しました。(黄色の逆台形状のエリアが学校林です。)
クラスごとに配置につき、どんどん笹を刈っていきます
道路からかなり奥まで入って笹を刈る生徒たち
笹刈の意味や間伐する木、次世代に残す木について
背丈よりも高い笹も皆で力を合わせてやっつけてや
笹刈終了!もう何も残ってないね~
- 2016年9月 8日 19:31
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