2017年度在校生の森づくり活動
10月17日。毎年開催される南高1年生による森づくり活動。
学校林財団が作業のディレクションをおこなうようになって3回目となる今年は昨年の一年生が笹を刈ってくれたちょうど正面のエリアの笹狩りを行いました。100年先、針葉樹、広葉樹が共存し、多様な動植物が育まれる森をつくるために、幼木の成長を阻害する鬱蒼と茂る笹を人海戦術で伐開します。
ただ、作業する在校生が「なんのこっちゃ?」とならないために、作業の前に学校にて学校林の歴史やこれからの森づくりと100年後の目指すべき森の姿についての事前説明。
オリエンテーションを通じて、明日の自分たちの作業の目的を明確にしてもらいました。
作業当日の午後、学校からバスで白旗山の学校林まで移動。クラス毎に担当するエリア前に移動、作業前に担任の先生から分担エリアの説明を受けます。
笹をのこぎりで切る人、刈り取られた笹を運ぶ人に分かれての作業。自分の背丈以上の高さになる笹の根本は意外と太く、のこぎりで刈り取って行くには少々コツがいりますが、サスガは南高生、すぐにコツを飲み込んでどんどん作業が進みます。
わずか1時間半ほどの作業で、うっそうとしていた笹薮がモノの見事になくなり、林の中の地面に太陽の光が降り注ぎます。
作業中、ちょっと手を止めて財団企画活動委員、陣内(森林管理担当)の話を聞きます。一クラスづつ、丁寧に説明をする陣内。(お疲れさまでした。)
毎年作業完了後、感想をまとめて頂いております。南高では卒業25年後に同窓会の幹事を担当することになるのですが、その時、もう一度この感想文を読み返して、そして、自分たちが手を入れた森を見に来てくださいね!今年も南高1年生(南70期)の皆さん、本当にお疲れ様でした!ありがとうございます!!
- 2017年10月20日 18:05
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